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lifenote担当の働く主婦代表のricoです♪
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大晦日の恒例行事と言えば除夜の鐘ですよね?大晦日の夜に108回鳴り響く除夜の鐘。日本人に生まれて良かったと感じる瞬間でもあります。そこで今回は除夜の鐘の意味や由来、また煩悩というキーワードや108回の意味についても詳しくおつたえしていきます。
この記事の目次
大晦日の恒例行事!除夜の鐘の意味と由来
12月31日に寺院の鐘が響き始めると・・・いよいよ今年も終わりだと実感しますよね。
海外では、花火を打ち上げたり仲間内でパーティーをしたり、激しく華やかに新年のお祝いを行う所も多いですが、日本では他の国とは違って、厳かにその時を迎えます。
日本人は、宗教に対するこだわりが非常に少なく、また信仰心も薄い民族だと言われています。
それでも、どの日本人にとっても除夜の鐘の音は心を清め、日本人である事を思い起こさせてくれる瞬間では無いでしょうか。
そもそも除夜の鐘ってなんなの?
出典:http://sk-imedia.com/jyoyanokane-3623.html
そもそも、除夜の鐘とは何なのかご存じですか?
除夜の鐘とは、大晦日から元旦の夜に跨って、寺院で撞かれる鐘の事を指しています。
寺院の鐘は『梵鐘』と呼ばれていて、除夜の時以外にも、朝夕の時報や法要の開始などを知らせる時などに撞かれていますよね!
夕方に寺院の鐘が鳴り響くと『あ!帰らなきゃ!』って思ったことありますよね。
除夜の鐘の由来はなに?
次に除夜の鐘の由来ですが、除夜の鐘の『除夜』とは、『除日の夜』を指しているんです。
まず『除』という言葉には、古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味があります。
一年の最後であり、また新年を迎える日でもある大晦日は『除』の日、すなわち『除日』とされています。
よって、この事から『除夜』とは大晦日の夜の事を言うんですね。
上記から除夜の鐘とは、大晦日の夜に撞かれる鐘の事を指しているんです。
除夜の鐘の意味を教えて。なぜ108回鐘をつくの?
除夜の鐘といえば108という数字を思い起こします。これには一応決まりがあって、除夜を撞くのは108回となっているからなんです。
でも、この108回という数字の意味をご存知のかたはあまりいないでは無いでしょうか。
この108回の意味には色々な説があります。
まず、仏教の教義では、人間には108つの煩悩があるとされています。その事から煩悩の数だけ鐘を撞き煩悩を追い払うというものです。これが最も有力な説となっています。
煩悩とは、欲望や怒り、そして苦しみなどの心の乱れを指しています。
次に中国からの由来の説です。昔から中国では『108』という数字を大切にしてきました。
これに当てはめるように、一年(十二か月)、二十四節気、七十二候を全て足すと『108』となります。
候とは二十四節気をさらに初候・次候・末候に分けたものです。計算式としては24×3で70となります。
最後に、四苦八苦が由来となっているという説まであるんです。
理由は簡単で、〝しく〟は4×9、“はっく”は8×9と変換して答えを足すと108になるから、という理由です。
ちなみに豆知識ですが、最初に除夜の鐘を鳴らすのは『一応108回と決まりがある』と『一応』を付けたのには理由があります。
これは寺院によって、108回以上も鳴らす所もあるためです。
除夜の鐘のまとめ
除夜の鐘って、僧侶が撞いているところをイメージしますし、神聖なイメージがありますよね。
なので、見たり聞いたりするものだけかと思っていたのですが、寺院によっては参拝者に撞かせてくれる場所もあるんです。
先着順だったり、番号札を配るところが多いようですが、調べてみると意外と多くの寺院で実施していますよ。
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