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今回は、下痢が続く原因や病気が隠されている可能性、そして、妊娠初期に下痢になる原因や、子供の下痢についてお伝えします。通常の下痢とは違い、下痢が続く時の原因には、大きな病気がが隠れている事も。妊娠初期や子供の下痢にもそれぞれ原因があると言いますが?
この記事の目次
下痢が続くときの原因!大きな病が隠れている可能性は?
出典:https://www.ajinomoto-seiyaku.co.jp/ajimed/
下痢の原因として考えられるものは、
- 急に冷たい物を食べた時
- 食べ過ぎによる消化不良
- 大量に飲酒した時
- からい物をたくさん食べた時
など、誰にでも日常の生活の中でなりうるものとなります。
これらが原因の場合は、数日から長くても1週間程度で自然治癒しますが、中には2週間以上経過しても治らずに、下痢が長引いてしまう事があります。
その原因として考えられるのが、
- 過敏性大腸炎
- 神経性の消化不良
- 大腸がん
- 甲状腺機能亢進症
などの大きな病が隠れているケースもあるんです。下痢がなかなか治らない、長く続いている場合は『たかが下痢』だからと侮らずに、病院へ行く事をおオススメします。
急性下痢と慢性下痢の症状と違いって?
出典:http://allabout.co.jp/matome/cl000000003360/
まず、下痢とは通常時の便と比較したときに、水分を非常に多く含んだ軟便や水状態の便が出る状態の事を指しています。また、下痢には急性下痢と慢性下痢があり、急性下痢は症状が出始めて2週間程度で治まるもの、それに対して慢性下痢は3週間以上症状が続くケースを指しています。
急性下痢の原因として考えられるのが、飲酒や刺激物などの食べ物、そして細菌やウイルス感染によるものとなっています。誰でも一回は経験がある下痢が急性下痢だと言えます。
一方で、慢性下痢の原因となるのが小腸や大腸、十二指腸などの異常から起こるケースも多く、下痢はあくまでも主症状ではなく、大きな病気が隠させている事があります。
さらに、慢性下痢のため大腸がんや潰瘍性大腸炎などを疑って検査をしても、腸に異常が見当たらないケースもあると言います。その場合、過敏性大腸炎のようなストレスが原因と言われている下痢の可能性が高いんです
妊娠初期の下痢の原因!?
出典:http://healthil.jp/16489
次に、下痢になりやすいと言われている妊娠初期についてお伝えします。妊娠初期に下痢になる原因として考えられているのは、ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れになります。
赤ちゃんの成長には欠かすことが出来ない胎盤を作る上で非常に重要な、黄体ホルモンであるプロゲステロン。これは妊娠すると体内で分泌が増加します。
しかし、一方で女性ホルモンであるプロゲステロンは自律神経と深い関わりがあり、プロゲステロンが増加することにより、イライラしたり、憂鬱になるなど、精神的な症状が現れると言います。
さらに、便秘や下痢などを引き起こす腸にも様々な影響を及ぼすと言われているんです。
そのため、妊娠初期における下痢は、妊娠症状の一つだと言われています。また、妊娠中は普段よりも免疫力が低下すると言われているので、生ものなどを食べる時は十分に注意する必要があります。
子供や赤ちゃんが下痢になる原因は?
出典:http://xn--p8jzgwd7d6jy76sgtmiz4d5id.jp/
子供、そして乳児も下痢を起こす事が良くあります。その原因として考えられるのが、感染性胃腸炎だと言われています。
感染性胃腸炎は、細菌性とウィルス性に分かれていて、細菌性胃腸炎は菌、病原体に汚染された食品を食べることで引き起こされる胃腸炎で、俗に言う食中毒がこれに該当します。
そして、ウィルス性胃腸炎は、ロタウイルス、ノロウイルスが有名で、別名を嘔吐下痢症とも呼ばれています。
ウィルス性胃腸炎は主に冬に流行する傾向があり、逆に細菌性胃腸炎は夏に多くなるという特徴もあります。
更にこれらの胃腸炎に関しては、病院や 学校、そして幼稚園などの閉鎖的な場所で集団感染が起こりやすいのも特徴にひとつとなっています。
下痢が続くときの対処法って?
出典:http://matome.naver.jp/odai/2129039676468703601/2129040025768781603
最後に下痢の対処法についてお伝えします。下痢が長く続くと食欲が減退して、体内の水分も多く失われていきます。
ただし、むやみやたらに、下痢止めを飲めば良いという訳ではありません。それは、一般的に下痢は、体から悪いものを輩出しようとする働きだと言われているためです。せっかく悪いものを出そうとしているのに、それを止めてしまうという事は、体の中に、悪いものをとどめておく事につながってしまいますからね。
下痢がいつ起こるか分からないとなると、学校や会社への通学、通勤がつらくなったり、それがやがて大きなストレスとなっています可能性もあります。ストレスは自律神経に影響を及ぼす可能性もあるので、更に下痢が悪化するという悪循環になる事も・・・。
なので止むを得ず下痢止めを服用する場合もあるでしょう。
しかし、安易な自己判断は禁物です。上記でもお伝えした通り、下痢が3週間以上続く場合は、ウイルス性や細菌性の感染性胃腸炎や、単に冷たいものの飲み過ぎやからい物の食べ過ぎといった原因ではなく、大きな病気が隠れているケースがあるためです。
『ただの下痢でしょ・・・?』と安易に考えずに、下痢が長期に渡って治らない場合には、すぐに病院を受診するようにしてください。
下痢が続く原因や対策のまとめ
下痢が長く続く原因や病気、妊娠初期や子供の下痢についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか。
通常の下痢は、便秘と同様にそれほど深刻とはされていない症状ですが、長引く場合はちょっと状況が変わってきます。
可能性は低いですが、大きな病気が隠されている事があり得るので、もし、3週間以上も下痢が続く場合には、必ず病院を受診するようにしてください。
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